1日の終わりに、電車の座席に身を沈めるとともに、魂というものがあるならそれすら漏れこぼれるほどの長い溜め息をつく。今年一年の印象はこれに尽きる。
その日の仕事を反芻しても、翌日や翌週に控える出来事の準備に仕損じがないか、し残しがないか、ということに終始していた。
充分な準備もなく事にあたる不安に身が磨り減って、酒量が増え、飲まないと寝られない。いきおい飲み過ぎて翌朝に残る。
そのサイクルを何度か繰り返し、ある朝デスクでその日の1日の予定を見返していると、当月に控えたイベントの対応の不備に思いが至り、全く落ち着かず、動悸と冷や汗で、じっと席に座っていられなくなった。
どう考えても、というよりも同じ考えが堂々巡りをし始める、どうする。どうする。どうする。・・・・
ああやって破綻してゆくのだと、今振り返る。
しかし、この危機は、上司や同僚、元部下のサポートのお陰様と何より家族が居てくれたことで乗り越えられた。大きく踏み外さず、新年を迎えられる。
大変感謝!
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