20200201

ある二月の朝

今日は妻が職場の同期と遊びに行くというので、子ども三人をどこかへ連れて行ってあげようと思っていたところだったが、昨夜のうちに「昼食はこれね、あれとこれを買っておいてね、あとあそこに連れて行ってあげて。」と種々の用事を仰せつかってしまったので、あえなく断念する。
そんな今朝はいつもと同じ、布団から抜け出せず朝練はできぬまま。その大分軽くなってしまった後ろめたさや後悔も、朝の家事を済ませる頃にはどうでもよくなっている。



土曜日は朝食の片付けも終わらぬうちから、長女は発表会用の曲と卒業式の伴奏曲とでピアノの練習に余念がない。次女ももう少し見習ってもらいたいものだが、末っ子を相手にひとりカルタに付き合ってあげてくれているので有り難い。


枕カバーを剥がしに行った寝室の窓から見える比良山系が冠雪している。
昨夜は風も強く今朝は冷え込んだしなぁ、などと思いながら2度目の洗濯機をまわす。
この冠雪が今シーズン何度目だったろうかなどとは数えるまでもなく、琵琶湖の湖水が循環しないことで生じる春以降の異常事態や、それまでに起こるであろうそれよりもっと酷い新型肺炎を巡る出来事。最後にはそれらに割り込むように想起してしまった週明けの仕事の段取りに気をとられ、詰まらせた便器を見ていた。

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いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!