我が家では、年末年始は三重の実家に帰省するのが常ですが、今年はその際に念願の初登山を敢行しました。
件の山にはその間も自転車や自動車で、昨年中には同じルートを走って登ったこともありますが、初登山は中学生の時に登って以来、二十数年ぶりのことです。
その頃と比べると参加者もサポートも大変増えており、山頂までの40分程度の道のりは、序盤こそ人影(というより足元を照らすライトの数)も疎らでしたが、山頂に近づくにつれ人が列を成していて、思った通りに歩けません。山頂も黒山の人だかりで、初日の出に臨める位置は、既に立錐の余地もないほど。それでもあちこち歩きまわり、ビューポイントを探し出し、人垣の上へ連れていった次女を担ぎ上げ、やっと見させました。
実家近くの山ですので、誰か知った顔でもいないかと見まわすにしても、あちこち探すことさえ飽くほどの人に、辟易としながら8時の朝食に間に合うように直ぐに下山しました。
登山口のある霊山寺では、地元のまち協の方々が往きは蜜柑とお茶を、還りはインスタントラーメンと甘酒で歓待してくださっていました。
新しい年の始まりに新しいことを試みる。真冬の清々しい大気のなかで、厳かな心持ちとなり、この一年の在り方すなわち「新しいことを試み」ていくことを、目的に据えることとしました。
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