直前までの妻との口論を反芻しながら、その口論の一因となった二泊三日分の荷物を搭載したバイクに跨がる。
本祭を明日に控え、支度の整った街はお囃子で満ちている。
ひととき、その喧噪から離れ、山道をゆく。
午後の遅い時間、雨後で人の気配のない寂しい道行きに加え、思い出される妻との遣り取りに滅入る。
(水尾を過ぎたあたりで同じジャージのローディに抜かれた。)
どこで宿をとるか検討しながら国道372号線を西進。結局終点まで行き着いた。
お城近くで宿をとり、2日目、更に西を目指し国道250号線を辿る。
この日は大津でも大津祭の日、通り過ぎる集落集落で神輿や神楽を見かける。
かつては日本最大と言われたらしい宿場町室津
事前に調べてきたわけではないけれど、国道250号線を少し逸れ、見えてきたのは大好物の狭い路地と坂、標識で知る坂越の名。歴史を感じる商家の街並みに石畳。
赤穂、日生、大和ではない西大寺、玉野と進み、児島で一旦輪行準備。本四連絡橋のうち唯一渡っていなかった瀬戸大橋を渡る。
目的の一つにしていた瀬戸大橋の渡橋を済ませ、間違って降り立った駅は坂出駅。既に15時を過ぎていて翌日の門限を考慮し、予定していた新居浜まで行くことは諦めることにした。
そんな折なので、ロードバイクを8台持っているという駅員の勧めをすんなり受け入れ、白峰山を登る。
(東側の下り、根香寺を過ぎたあたりでVolt400ロスト。どうやら崖下に落とした模様)
2日目の終着点は高松市、ちなみに2泊目もゲストハウス「Kinco.」。
この宿探し中、赤信号にアタックをかけるローディや、ノーヘルに加え信号待ちでやおら500ml缶酎ハイあおるローディーに遭遇し、カルチャーショックを受ける。
3日目は軽めに坂出まで折り返し。道すがら朝練の3名様と少しだけご一緒させてもらう。というかシクロ車でロードにはついていけるはずもないけど頑張ってみる。
電車の時間まで坂出市の市街地をブラブラ。
某大学の新学部設置認可関連の話でよく見た顔のポスターが貼られていた。
また来年(?)
走行時間17h35m 総走行距離381.5km 獲得標高3,262m
登録:
投稿 (Atom)
いちねんの終わりに
道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!
-
骨の一部が折れて欠損した傘Rと、骨の一部が折れただけの傘Cがそれぞれ手元に1本づつ。 Rの部品を流用してCを直してみようと思い立ちました。 RもCもジャンプ傘ながら、Rの方が5cm程サイズが小さく、骨を丸ごと移植はできません。 そこで骨を流用し、折れた箇所を補強する...
-
写真手前がCATEYE HR-11、奥がGARMIN HRM2-SS。 いずれもANT+規格を通信方式にするハートレートモニター、いわゆる心拍計です。 新品のCATEYEと比べて4年落ちのGARMINを比べるのは少々酷かもしれませんが、後者は精度が悪いように感じられ...
-
今日は妻が職場の同期と遊びに行くというので、子ども三人を どこか へ連れて行ってあげようと思っていたところだったが、昨夜のうちに「昼食はこれね、あれとこれを買っておいてね、あとあそこに連れて行ってあげて。」と種々の用事を仰せつかってしまったので、あえなく断念する。 そんな今朝...