今年も夏が去ろうとしている。
オイオイ、待ってくれよ。
まだ水着のチャンネー見てないよ。
なんて言ってみても
僕の足が水辺より峠に向かうのだから仕方ない。
嗚呼、あの雲の下で
水着のチャンネーのアバンチュールが終わろうとしている。
そして僕はそこにいない。
道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!