今シーズンの関西シクロクロスも既に全レース12の内7レースが終わり、僕の出走が2回に留まることとは関係なしにシーズンを折り返した。
この2回の出走は、いずれも目標であった優勝は叶わず、これにはシーズン前から相当意気込んでいたものだから、かなり凹んだ。
初シーズンでもあった昨シーズンの烏丸半島での3位入賞は、軽佻浮薄な僕の自己評価の過大化へ顕著に働きかけ、サクサクッとC3に昇格し、今頃はC2への昇格争いをしているくらいのイメージをもっていたりした。
更に今シーズン初戦のマイアミでの3位入賞が決定的だった。
これで調子をよくし、揺るぎない自信をもって出走したマキノで惨敗、出走にこぎつけるまでに家庭内調整の困難を経ていたこともあって、膝から崩れてしまった。
1位どころか、それまでの走者にさえ絶望的ともいえるギャップをつけられ、地力の差に愕然とした。これは前のブログ内容のとおり。
とはいうものの、チームの先輩の「楽しく行こう」という言葉や、持ち前の楽観さですぐに(気持ちは)復調し、走ることの楽しさが二の次になっていたことに思い至った。
とはいうものの、チームの先輩の「楽しく行こう」という言葉や、持ち前の楽観さですぐに(気持ちは)復調し、走ることの楽しさが二の次になっていたことに思い至った。
「ホビーレーサーなんだし、気負わず走りを楽しめばいいや」と、無心で駆け登った山頂で、西日に照らされる街を眺めていたら、そう思えた気がした。
喉の渇きのひりつきさえ忘れてしまうほど脈打つ鼓動をハンドルと一緒に抑え込み、ただ目の前に現れるトラックのラインを読み、そこへめがけてひたすらにペダルを踏み込む。キャンバーや深い砂地にシケイン、これらをうまくクリアした時の興奮。
それを味わうために走ることにすればいい。
それだけで充分愉しいのだから。
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