20210307

2021年の抱負

ここ数年実現できていなかった年初の抱負を、今年はそもそも決められていないことに思い至ったのは、3月も一週を過ぎた今日のこと。今後数年かけて滋賀県の県境を踏破してみようかな、などと考えていたことを思い出した。

新年早々の入院から三週間ももたずに他界した義父の忌が明けて、風呂場でひとり白髪と皺の増えた自分の顔を見つつ、義父の今時には短すぎる一生がどうであったのか、などと考えながらのこと。

一番に家族のことを思い、行動の規範は、一に家族、二に家族、三四も家族で、五に家族。

僕の妻やその弟らを、そして孫である長女、次女、そして長男、守り抱き、育てあげた義父のその大きな手を、僕は亡くなる前に一度だけ握り約束した。既に意識はなく、自身で閉じられないためにテープで瞼を塞がれた義父に、あなたのように子どもらを立派に育てあげます。と。


合掌。

いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!