20170504

オルトリーブ・サドルバッグの補修

その耐久性に全幅の信頼を寄せ、愛着はあるものの乱暴に扱っていたオルトリーブのサドルバック。

気付いたら芯材と何かとの摩擦のせいで、パックリ裂けてしまっていました。

防水性が売りなのに、これでは浸水してしまう、と前に別の穴を補修するときに使った防水テープを試しに貼ってみるものの、バッグの裂けた箇所が、形状的に貼り辛いうえに、バッグの素材と防水テープの相性が最悪で、まったくくっついてくれない。(前回穴が開いた部位は、平面かつ異素材でした。)

耐水性は諦めるかー、と思って放置したのは数週間前。

それがここに来てGWの後半の、何回更新しても変わらない雨予報のなかロングライドを強行するには、やはり防水性は欠かせない、と考えたとき、熱で接着できないだろうか、と発想しました。

バッグの裂け目からバッグの内側にテープを滑り込ませ、外側から裂け目を少し大きめに覆うだけのテープと張り合わせ、

後は、購入してから1度も使っていないはんだごてで、一針一針丁寧に縫うようにテープをバッグに溶かし着けました。

想定以上によい仕上がりとなり、蛇口から出る水にさらしても浸水なし。

我ながらいい仕事しました。



いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!