20160608

やっぱりあきらめない

長く辛い直線登坂が終わると、傾斜が緩やかになりS字カーブに差し掛かる。
ようやく座れる、とサドルに腰を据えたタイミングでかけられるアタック。
そのアタックは、わかっていたとしても付いていけるスピードではなくて、左右5回の踏み込みで、3mは開けられる。まるでこちらの脚が止まってしまったかのような錯覚に陥る。

こんな圧倒的な力の差を見せつけられたとしても、やっぱりあきらめない。
バイクに乗り続ける以上は、常に上を向いて、どうしてもあきらめないのだ。


いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!