20121101

なるべく遠くまで、そして速く

白髭神社湖中の鳥居(今日の最遠到達地点)

一週間の入院とそれに伴って生じる静養期間で、どれくらい僕の身体はダメになるのか。

施術台で脇腹にメスを入れられている時でさえ、そんなことを考えていた。

医者が「これで普通の生活に戻れるよ」と言った時も、すかさず、「喘ぐほど自転車に乗っても大丈夫ですか」と聞いた。


答えはこう、

体重2kg増が効いていて、小関越えは今までよりダンシング多め、下死点前後の踏み込みから引き上げまでにもっさり感がある。チェーンに軋みを感じたので、オイル切れだろう、その影響もあったかもしれない。

後はひたすら北へ。
時間の許す限り、なるべく遠くまで、そして速く。

冷え込みのせいか、左のアキレス腱が痛み出したのは60km地点くらいから。
サドルを新調(Selle Sanmarco Zoncolan)してから初めての本格的なライドだったので、取り付け時に少しポジションが変わってしまったのか、その影響もあったと思う。

帰ってきてみれば、アベレージで平均速度こそ30km/hを切ってしまったが、ペダル回転数は90rpmを割り込むことはなく、それほどひどい落ち込みは感じられなかった。


再発率5割という気胸病みの肺をもって、僕はまだ走り続ける。

いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!