20120812

岩間寺という


先週の月曜日、自分史上二つ目のディレイラーハンガーを折りました。
一つ目がつい先々月の末なので高頻度です。大変こたえます(主に財布に)。
しかも通勤(帰路)途中とか、、
娘らを保育園へ迎えにいかなければならなかったため、迷わずタクシー。
幸いタクシーの営業所がすぐ近くにあったのでそこへ駆け込む。

運転手(トランク半ドアでバイク乗せているのが気になる様子)「いや、この前もね自転車乗せたんですよ」

僕「へぇ」

運転手「その時は外人さんで、タイヤ外してサドル抜いたらトランクにピッタリ収まったんですけどね」

僕「あ、僕みたいに壊れたからってわけじゃないんですね」

運転手「そうそう、岩間寺に行きたいとかで」

僕「そうなんですか、その自転車で行けばいいのに」

運転手「ですけどあそこは車でもえらがる坂ですからねぇ、帰りはいいけどって」

僕(ほぅ、車でもえらがる坂・・・面白い登ってやろうじゃないの。)

──ここまで導入部───────────────────

西国三十三所 第十二番霊場 岩間山正法寺
果たしてなんとか登りきったのですが、
平均勾配9.2% 全長3.1km 最大標高差286m
http://yahoo.jp/JHvqdb
六丁や小関の細道とは違う未経験の坂でした。


・苦しかったポイントその1
  後半、シッティングで休める暇がない。

・苦しかったポイントその2
  後半、ダンシングし通しなので汗が目に入っても、ハンドルが離せなくて拭けない。

・苦しかったポイントその3
  岩間寺まであと1300mって看板があって、その次があと800m
  「え、500mしか進んでなかったの俺?」で意気が削がれる。


初めて登る坂はどこもキツく感じるところはあるんだけど、内臓がひっくり返るかと思いました。
おまけに、登りでかいた汗が下りで冷えてお腹がイタークなりました。



いちねんの終わりに

道の先に朝陽のあたる様子、今年の私の境遇を暗示するようであったと、今思い返します。 この山を乗り越えれば、と汗ばむ初夏を今年も駆けずり回った。 片や村には祭が戻りました。 皆の新年に幸多からんことを、切に願わずにはいられません。 青信号は「進んでもよい」? 否、進め、いざ!